ACU資料

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カーゴポケットはベルクロ留めに変更されています

肩のポケットのIRチップ（敵味方識別用）です、これがないものは贋物です

ベルクロでIRチップも隠せるようになっています

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パッチ類は全てベルクロで留められる為取り外しが容易である

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ACU (ARMY COMBAT UNIFORM) アメリカ陸軍の戦闘服です、２００５年に配備を開始しました　以前のBDUと違う特徴としてボタンを廃止してベルクロやファスナーを採用しています、他の特色としては胸ポケットを斜めに配置しボディーアーマーを使用時に首周りが邪魔にならないようにベルクロで留めるスタンドカラーの襟となっています、また肘にはウレタンパットを入れられるポケットも取り付けられます、またネームタグ、階級章、部隊章、なども全て取り外し出来るようにベルクロで取り付けられます、もうひとつの大きな特徴として両肩に夜間に敵味方を識別する為のIRチップが取り付けられたハイテク使用の戦闘服になっています。

ACUに採用された迷彩はUNIVERSAL　CAMOFLAGE　PATTERN（UCP）といい森林、砂漠、雪上、都市、夜間などのあらゆる環境に対応可能な迷彩と言われています、基本設計は静止状態では目立たず移動した際に目立つ黒系統の色を廃止して背景に溶け込むというより目の印象に残らない、ということ目的にした迷彩です、しかしアフガンなどに展開する兵士には砂漠での迷彩効果が不評であった為２００９年のトライアルにより、マルチカムの採用が決定しました、
これはOCP（OPERATION　ENDURING　FREEDOM　CAMOUFLAGE　PATTERN）として２０１０年からの採用が決定しています。　
現在では戦闘服はほとんど改変されアフガニスタンなどでもこのACUが採用されていますが、いままでのウッドランドを見慣れた人には印象に残らない迷彩服ですね、このベルクロを多用したデザインがどう評価されるかは今後を待たないといけないと思いますが、意外と耐久性は劣ると思います、ベルクロも正直強力過ぎてポケットから物を取り出すのも結構つらいです、危急の際にこういったポケットがどう評価されるのか面白いですけど・・
ですがパッドを入れるポケットをジャケット、パンツともに採用したのは正解ですね、最近はパッドもつける兵士も増えたので後つけするよりは楽でしょうね。

近年支給され始めたＡＣＵとしてアラミド製（難燃性繊維）を使用した戦闘服があります、これは1000度の熱にも1分間耐え、繊維も皮膚に焼きつかないことで着用者の身体を守ります、アラミド繊維はパイロット等に支給されていたものですが、一般兵士にまで支給するとはさすがアメリカ軍です。

ACU（ARMY　COMBAT　UNIFORM)
デジタル迷彩近接写真
UNIVERSAL　CAMOFLAGE　PATTERN（UCP）

肘には、パットを入れられるポケットがついています

カーゴポケットに新たに採用された装備としてラインが追加されています、これはカーゴポケットに収納した物が落ちにくいようにこのラインを絞って開口部を狭くする為のラインです

US ARMY COMBAT UNIFORM (ACU) Trousers

アメリカ陸軍　　コンバット　ユニフォーム　　ACU　カーゴパンツ　資料　細部

アラミド繊維製の実物タグ
This garment is Flame Resistant（難燃性繊維）と書いてあります

ACUの迷彩色です、UNIVARSAL　CAMOFLAGE　PATTERN（UCP）
ユニバーサル　カモフラージュ　パターンと言い、
これは今までの迷彩色とは異なる発想で開発されています、今までの迷彩色はその地域の自然の状況に溶け込むことを目的としていましたが、この迷彩は人間の目にいかに印象に残らないかを目的にします、更にコンピューター処理されたデザインは暗視装置からも出来るだけ印象に残らないように計算されています