バレルを削り終わったらまた万力につけ力任せにバレルをねじ込んで戻します、フロントサイトとリアサイトが正確な位置で重なることを確認したらバレルの取り付けは終了です、リボルバーのいいところは結構アバウトでも構造が簡単な為調整が必要ないとこです、これがセミオートハンドガンだとなかなかこうはいかないです、パーツ点数の少ない単純構造のリボルバーは平気で弾を発射できます

次にバレルなんですが写真のように長さが違うことが多いですね、ここまで違うともう削るしかないです、ねじ山が長いことでシリンダーに干渉してしまい、シリンダーが回らなくなります

次にフレームの間に木片を噛ませあとは力任せに回していくわけです、この作業はさすがに大変です、古い銃の場合はスクリュー部にオイルを垂らしておくほうがいいです、とにかく力技の作業となります、あとメーカーによってはバレルストッパーがついています、これはバレル留めでこのタイプのものを力任せでまわしていくとねじ切れるので事前に確認してください

4インチバレルを装着、やはりシングルアクションは4インチバレルが合います

今回はＲＵＧＥＲ　ＢＬＡＣＫＨＡＷＫの６インチモデルのバレル（Ｂａｒｒｅｌ）を取り外し4インチのバレルに取り替えます、バレルを取り替える理由としては1番大きな理由はライフリングの磨耗による集弾性の劣化ですね、銃のバレル（銃身）の耐摩耗性は使用する弾によって変わるのですが数千発撃つことによってライフリング（銃身の溝）が減ってきますので溝がなくなってきたらバレル（銃身）を換える時期になったということです。
今回は6インチのバレルのライフリングは問題ないのですがＵＳＥＤで4インチバレルを手に入れたので換える気になりました、元々ルガーには6インチは長いな、と思っていたのでちょうどよかったわけです、ちなみに新品で買うと＄１５０−２００ですが、ebaｙでＵｓｅｄで手に入れたのでライフリングもまだ残っていて値段は＄４０です。
4インチのほうが鹿狩りに行くときのサイドアームとしても短くて携帯も便利ですからね、このルガーは３５７マグナムを撃てるのでハンティング時の熊、猪から身を守る為には最適だと思います、３８ＳＰではストッピングパワーが不安なのでマグナムを撃てるのはいいですね。

もうひとつ気になっていたのがやはりスタイルです、6インチは長すぎます、ウエスタン映画等観てもやはりシングルアクションモデルに合うのは4インチだと思います、ホルスターに入れても6インチだとどうも違うんですよね・・早撃ち（クイックドロー）もしやすいのはやはり4インチです。

ただ4インチに換える欠点はやはり反動が大きくなることです、このルガーは３８ＳＰ弾、３５７マグナム弾両方撃てるのですが6インチバレルのほうが反動も抑えられグリップしやすいですね、ウエスタンスタイルのハンドガンですのでやはりグリップは滑りやすいです、これが4インチにすると更に反動は大きくなりグリップも外れ易くなりますが4インチのスタイルのバランスのよさを考えるとやはり換えてよかったと思うのでしばらくこのまま使ってみようと思います。

セミオートマティックハンドガンの場合はリボルバーよりバレルを換えるのは簡単です、パーツが独立してますからね、基本的にはパーツを組み込むだけです、リボルバーの場合はバレル自体がねじ込まれているので取り外し、取り付けともになかなか大変な作業が待っています、またバレル自体が年式によって長さも微妙に違うことが多いので削って調整しなくてはならないことが多いですね。

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バレルが外れた状態です、ねじ山が見えますね、ここに4インチのバレルを今度は差し込むわけです

4インチバレルモデルになったＲＵＧＥＲ　ＢＬＡＣＫＨＡＷＫです、うーん美しいです・・やはりシングルアクションモデルには4インチバレルが似合いますね、バランスがよく取り回しも楽になります

6インチバレルと4インチバレル