アイクジャケット

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Ｊａｃｋｅｔ　Ｗｏｏｌ　ＯＤ　Ｍ－１９５０　

Jackets Field Wool O.D　　”IKE　Jacket"　
カナダ軍　アイクジャケット　旧型　５０年代

REALCOMPANY ホームページへようこそ、REALCOMPANYではアメリカ　ロサンゼルスで買い付けた、実物を販売しています
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このアイクジャケットはカナダ軍のものです、４０年代に採用され第２次大戦に使用されその後５０年代まで支給されました、基本的なデザインはイギリスのジャケットを模写しています、大きな特徴としてジャケットの裾を占めるベルトが大きくアメリカ軍のアイクジャケットとはこのデザインが違います素材もウール１００％使用でジャケットの質はとてもいいです、ただこのジャケットはもう既に６０年近く前のもので虫食いがないものを探すのは困難です、状態の良いものを手に入れるのは年々難しくなっています

脇を締める為の金具です、これは飛行服だった時の名残で飛行中に脇のバタつきを抑える役目をしていましたが、これは単なるデザインとなっています

胸ポケットの形状

胸ポケットを開いた状態

１９４６年製のラベルです

Jackets Field Wool O.D　”IKE Jacket"
ウール　フィールド　ジャケット　通称アイクジャケットとは　１９４０年代（野戦服）

ウールフィールドジャケットですが、通称で呼ばれることが多いです、アイゼンハワーが開発にも関わった為アイクジャケットと呼ばれることが多いようです、このジャケットの開発経緯ですが１９４３年に陸軍航空隊や地中海戦域で実戦を体験していた部隊が冬季の野戦服の必要性を軍に訴え開発が始まります、原型はイギリス軍のバトルドレス被服を手本にしています、

この中で生地選定に関してはイギリス人は毛羽立ったウール生地を好んだのに対してアメリカ人は表面が滑らかな生地を好んだ点です、そのため新型冬用被服も旧型の制服に使用された滑らかなウール生地となっています、特徴として過去３０年間における米軍被服の中で初めて内部にポケットが採用されています、１９４４年に制式採用され当初の予定通り野戦服としても制服としても着用可とされました、着用の規定ですが冬季用被服としてシャツ、ハイネックセーター、の上に着てその上にM1943フィールドジャケットを着用となってますが、この規定は兵士がアイクジャケットを野戦で着用せず、後方で着る事が多かった為中途半端な結果となってしまいます、

戦後は大量のアイクジャケットが朝鮮戦争で使用され韓国軍にも多く支給されています。現在は状態の良いものを探すのは難しくなっています、５０年以上経っていること、素材がウールの為よほど気をつけて保管していないと虫食いの穴だらけになってしまうからです。
ですがこのジャケットのデザインはとても魅力的です、ショート丈で軍の制服には見えないですし色もカーキー色ですがどちらかと言うと茶系の色ですのでどんなファッションにも合わせやすいジャケットです、しかも軍物ですので作りは頑丈そのものです、今のジャケット自体の評価は低く人気もなく品物があれば安価で買えますが、私は今の評価は低すぎると思います、今後はこの魅力に溢れるジャケットの評価もあがっていくと思います。