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USS Iowa BB−61
アメリカ戦艦 アイオワ 艦名 BB−61 写真
USS Iowa BB−61
アメリカ戦艦 アイオワ 艦名 BB−61 データー
USS Iowa BB−61
アメリカ戦艦 アイオワ 艦名 BB−61
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艦内へと入ります、さすがに軍艦らしく装飾を廃し機能一点張りです、天井にはパイプ類 ダクト類がむき出しのまま配置されます
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USS Iowa BB−61です、この戦艦はロサンゼルス サンペドロ市に係留しています、遠方からでもすぐ見える位巨大な艦です、さすが戦艦ですね、サンペドロ市に係留してあるので別ページで紹介している旧ソ連の潜水艦スコーピオンと併せてご覧になるのがお勧めです、車で15分くらいで行き来できます。

戦艦アイオワは第2次世界大戦中に就航した艦で当時の大艦巨砲主義の時代の戦艦ですのでとにかく巨大です、日本との戦争でお互いの戦艦の巨大さを競い合った時代の艦ですので見る価値は十分にあります、ですがこの時代は既に航空機の時代が到来し戦艦は無用の長物となった時代でもあります、

日本の戦艦大和 武蔵も当時は使いようがなく係留しっぱなしだった為に大和ホテルなどと比喩されました、航空機の前では戦艦は使いようがなかったわけです、ただアメリカの場合は航空機による制空権も確保していた為、戦艦は日本軍の占領島への上陸の前の艦砲射撃等に使用されます、これは日本軍の陣地に甚大な被害を与え上陸前のアメリカ兵員の損失を軽減する大きな貢献となります、戦艦の運用方法は艦船同士の砲撃戦という運用方法はなくなり大きな変換を迎えた時期でもあります、
USS Iowa BB−61
アメリカ戦艦 アイオワ 艦名 BB−61 場所
アイオワ インフォメーション
 休日 クリスマス サンクスギビングデイ 
 開園時間 朝10時から午後5時まで
      
アドレス

Pacific Battleship Center

USS IOWA BB-61
250 South Harbor Blvd.
San Pedro, CA  90731
戦艦アイオワホームページです
  
 
http://pacificbattleship.com/
USS Iowa BB−61
アメリカ戦艦 アイオワ 艦名 BB−61 歴史

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こちらは当時のままの50口径 40.6cm砲 アイオワの主砲です
アイオワの食堂です、ここが最後の見学の場所となります、食堂の横は土産屋となっています
これも近代化の改修後に追加されたハプーン対艦ミサイル4連装ランチャーです、これはダミーですね
こちらも近代化の改修後に増設されたファランクス20mmCIWS機関砲ですね
レーダー等ですがこちらは近代化の改修後のレーダーです
アイオワ戦闘時の戦闘指揮所です、ここは戦闘時の指揮所になります、分厚い装甲に囲まれた部屋です、この装甲は一見の価値があります

IOWAの艦橋 

艦内通路です、各所に水密ドアがありここを閉じることで浸水した箇所を閉鎖し水の浸入を防ぎます
士官室です、さすがに戦艦ではスペースも取れますので個室になっています
やはり1番の見所はMk 716インチ50口径砲の主砲ですね、巨大です
戦艦アイオワミュージアム駐車場からの戦艦アイオワ、巨大な艦だということがわかります
艦橋の写真、日本帝国海軍の戦艦の形状とはやはり異なります

艦種   戦艦

艦名   アメリカの州名 アイオワ州から取る

同型艦  BB−61 USS IOWA 就役 1943年 2月  退役 1990年 10月
      
      BB−62 USS New Jersey 就役 1943年 5月 退役 1991年 2月
      
      BB−63 USS Misoouri  就役 1943年 6月 退役 1992年 3月
               (日本の無条件降伏が調印された艦として有名です)

      BB−64 USS Wisconsin 就役 1944年 4月 退役 1991年 9月 


排水量 45144トン

全長   270.43m

全幅   32.96m(アメリカの戦艦はパナマ運河を通行して太平洋に出る為に 
               全幅は運河を通行できるように決められていました)

主機  蒸気タービン方式 4軸推進(212000馬力)

最大速度  31ノット 

乗員  1921名

兵装  Mk.716インチ50口径砲−9門(3連装砲塔)
     Mk.125インチ38口径砲 
     40mm機銃−60門     
     20mm機銃−60丁
     (第2次世界大戦時のデーター)

艦載機 カタパルト 2基 
     水上機   2機
戦艦アイオワは1940年6月にニューヨーク海軍造船所で起工しました、進水は1942年8月です、進水後は慣熱訓練に出発後 1944年1月に正式に第7戦艦部隊の旗艦として太平洋水域に展開します、ですが既に艦船同士の戦闘はなく日本軍の占領する島への艦砲射撃等の支援にまわることが主な任務となります。

各島への攻略の支援 沖縄攻略の支援等が続き、第2次世界大戦後も朝鮮戦争 ベトナム戦争 湾岸戦争 レバノン内戦 にも参加します、そう考えるとなかなか長い間就役し活動した艦だというのがわかりますね、朝鮮戦争後は予備役艦として改修、装備の変換等の近代化も受けます。

特に大きな改変となったのがロナルド レーガン大統領の600隻艦隊構想時です、この時にアイオワ級戦艦4隻は近代化及び再就役が行われ12.7mm連装砲の撤去し新たにトマホーク巡航ミサイルの4連装装甲ボックスランチャーが8基、ハプーン対艦ミサイル4連装ランチャーが4基 、ファランクス20mmCIWSが4基増設されます、装備の近代化の後に湾岸戦争 アフガン内戦に作戦活動に従事しますが、いかんせん就役から40年も経っていた為あちこちにガタがきているのは当然でした、主砲などは就役時のシステムをそのまま使用していたため熟達したメカニックも居なくなりとうとう退役を迎えます、1990年10月に退役し現在ではサンペドロ市のサンペドロ湾に係留されているわけです。

次に向かうのは艦橋です、

装甲板

アイオワの艦橋窓からの前方景色